2007年11月23日
てっちり

冬の寒い晩に「てっちり」で一杯…これはこたえられない。
「ちり」とは鍋料理の一種で,魚貝,豆腐,野菜などを入れて湯煮し,ポン酢などをつけて食べるもの。
鱈とか鮃とか白身の魚をいれると「ちりちり」とちぢれるところから「ちり」と言われる様になったという。
「ちり」のなかでも,河豚(ふぐ)を入れた「てっちり」は冬の料理の王様といったところ。
時代は,一心太助のようなイナセな魚屋がいた江戸時代,河豚が美味しいので大勢の人が食べた。
ところが,河豚のキモや卵巣には猛毒があって,毒に当たって死ぬ人も多かった。
そこから河豚に「当たれば死ぬ」とシャレて河豚の事を「鉄砲」にひっかけた。
河豚のちり,すなわち「鉄砲のちり」がつまって,「てっちり」になったのである。
味味香の雑学 その四
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